2009年10月13日火曜日

使わないにこしたこたない道具達を見た

 10月11日。

 職場で後輩が外を眺めながら、
「ヘリコプターが群れて飛んでますね」
「私の家が燃えて、報道ヘリが集まって来た?」
「航空ショーかなんかでしょうか」

 それなりの関西人であればノリツッコミを入れる筈の私の発言を軽くスルーする後輩。

 さびしくググる。

 10月12日に岐阜基地で航空祭が開催される、と。
 愛知県に住んでもう10年近いのに、一度も岐阜基地航空祭に行った事が無かった。気になったことも無かった。日曜日に開催だったりするとそもそも行けないから、興味を持たないようにしていたのだろうか。

 プログラムの中の「異機種大編隊」というのが気になった。たしか輸送機の C-1 と戦闘機の F-15 や他の戦闘機等が編隊を組むらしい。得意な飛行速度が全然違うでしょうよ?

 気になる、気になる。

 12日は定休日。岐阜基地までは自転車で小一時間。百聞は一見にしかず。行くことにした。

 真っ青な空の下、先日、タイヤをちょっと細くした Rock4500 で小一時間。岐阜基地(南側)到着。
 徒歩、自転車、バイク、車と想像を遥かに越えた人出にビックリ。夕方のニュースによると13万人来ていたそうです。

 到着した時には、既に祭は始まっていて、 F-15 が飛んでました。アフターバーナーを吹かして垂直上昇みたいな感じの絵と爆音で、かつて戦闘機大好き少年だった僕、涙目。心、震える。

 地上展示のある北側のエリアに移動して、様々な展示物を見ました。 F-15 のコックピットもみたかったけど、120分待ちの行列には並べませんでした。
 気になっていた「異機種大編隊」も見届けました。速く飛べるってことは、ゆっくりも飛べるってことだ。

 UH-60J の飛行展示とブルーインパルスは時間の都合で観られませんでしたが、堪能してきました。